車いすや他の移動補助器具をご利用になるお客様のご搭乗

車いす、歩行器やシャワーチェアなどの移動補助器具は、航空機の貨物室スペースに余裕がある限り、追加料金なしでお預かりいたします。

航空券に含まれている機内持込手荷物規則に加え、携帯用酸素濃縮器（POC）、無呼吸症用呼吸補助装置（CPAP）、ステッキや松葉杖など、お客様に必要な介護機器や移動補助器具は機内にお持ち込みいただけます。ただし、この許容措置は補助器具のみを対象としており、追加手荷物には適用できないことにご留意ください。 

車いすや他の移動補助器具を使ってご搭乗いただくお客様向けに、知っておくべき重要なポイントをまとめた簡単なチェックリストを以下にご用意しました。

ご旅行の前に

車いす（または他の移動補助器具）をご利用になるお客様や、当社の介助サービスが必要なお客様は、ご出発の48時間前までにお知らせください。 航空券のご購入時または介助サービスのご予約時に、スペシャルアシスタンス フォームを利用するか、またはカスタマーケアを通じてお知らせください。 車いす等へのサービスについてのご要望状況は、予約の管理からご確認いただけます。  

電動車いすと手動車いすのいずれも機内にお持ち込みいただけます。 ご旅行中、お客様の移動補助器具は慎重にお取り扱いいたします。

車いすが航空機の貨物室に収まるかどうかは、航空機種によって異なります。 ご搭乗便の機種は、フィンエアーのWebサイトで予約時にご確認いただけます。ご予約後は、予約の管理またはフィンエアーのアプリでご確認ください。 車いすについてのご不明な点や他にご心配な点は、ご遠慮なくフィンエアーのカスタマーケアまでご連絡ください。

車いすまたは移動補助器具に着脱式バッテリーが装備されている場合は、ご搭乗前に取り外していただくようお願いいたします。リチウム電池の持ち込みには制限があります。移動補助器具から取り外したバッテリーの容量は、300ワット時を超えることはできません。バッテリーが2個ある場合、バッテリー1個あたりの容量は160ワット時を超えることはできません。詳しい制限事項については、こちらをご覧ください。

すべての空港で、チェックインからご利用機に搭乗されるまでの間、車いすをご利用いただけます。

エアバス A330-300機および A350-900機を使用する長距離便のすべてに、トイレへ移動する際の車いすをご用意しております。 エアバスA321、A320、A319機で運航する短距離便では、ご要望に応じて機内用車いすもご利用いただけます。機内の車いす(WCOB)をご希望の場合は、「追加情報」欄を使いスペシャルアシスタンス用紙にご記入の上お申し込みください。詳しくはカスタマーサービスにお問い合わせください。 

空港での介助サービスをご希望ですか。フィンエアーがご提供する介助サービスの詳細をご確認ください。

車いすに関して事前にいただく情報

以下にリストされた事項の詳細について、事前にお知らせください。事前にお知らせいただくことで、ご旅行の際にすべての手続きを円滑に行えます。

• 車いすは電動式ですか、それとも手動式ですか。
• 車いすは折りたたむことができますか。
• 折りたたみ時の車いすの寸法および重量は。
• 電動式車いすの場合、バッテリーは乾電池ですか、それとも湿電池ですか。バッテリーの取り外し方法は。
• ご搭乗の際はおひとりですか、それとも付き添いの方がいらっしゃいますか。
• 空港でチェックインから出発ゲートまで移動する際、介助サービスは必要ですか。
• 機内で車いすから座席へ移る際に介助をご希望ですか。
• 階段を使用する際、介助は必要ですか。
• ほかにも医療器具または医薬品をお持ちですか。

貨物室での車いすまたは移動補助器具の最大サイズ

※最大寸法は貨物室収納スペースの最大寸法を表しています。

**貨物室ドアの寸法は、電動車いすやその他の大型移動補助器具の搭載に適した通常の寸法を表しています。貨物室の保管スペースのサイズ制限により、移動補助器具の最大寸法は、貨物室ドアの寸法よりも小さいことに注意してください。

ご到着時

到着地での車いすのお渡しは、航空機の出口または空港の到着ロビーのいずれかとなります。

到着ロビーでお渡しする場合、航空機から到着ロビーに移動してご自身の車いすをお受け取りになるまでは、当社がご用意した車いすをご利用いただき、移動のお手伝いもいたします。