医学的症状のあるお客様のご搭乗 | フィンエアー
The challenging weather conditions cause disruptions on our flights on 21 November 2024.

医学的症状のあるお客様のご搭乗

持病があり、ご搭乗中にスペシャルアシスタンスを必要とされるお客様は、十分な時間的余裕をもって、所定の書式をご提出いただくか、フィンエアーのカスタマーケアまでご連絡ください。そうしていただくことで、ご旅行中に必要な予防措置が講じられ、お客様の安全と快適性を確保することができます。 

疾患の程度により、空の旅が制限される場合がございます 

フィンエアーでは、お客様すべてに安全なご搭乗をお届けしたいと考えています。そのため、ご搭乗がお客様にとって医学的に安全であることを確認する必要がございます。 

お持ちの疾患により、特別な医療補助のない状態でご搭乗いただくことが安全を欠く場合には、フィンエアーは、お客様のご搭乗をお受けすることができません。 

疾患によっては、付き添いの方やアシスタントの支援を条件に、搭乗が許可される場合がございます。 

客室乗務員は、トイレまでの移動に付き添うことはできますが、トイレの利用やお体を持ち上げるお手伝いはできません。また、客室乗務員は全員応急処置の訓練を受けておりますが、注射や投薬を行う権限はありません。さらに、ご搭乗中の医薬品の保管も承ることはできません。 

以下の疾患をお持ちの場合、空の旅が制限される場合がございます。 

  • 最近心筋梗塞を発症した 
  • 最近脳循環障害を発症した 
  • 最近怪我をした 
  • 最近手術を受けた 
  • 症候性冠動脈などの心臓疾患 
  • 慢性肺疾患 
  • 気胸 
  • 以前ご搭乗の際、または地上で酸素吸入が必要となった場合 
  • 精神病およびその他重度の精神障害 
  • アルツハイマー病などの認知症、自閉症その他の症状で、航空機での単独旅行に影響を及ぼす可能性がある疾患 
  • 意識障害 
  • 制御不良のてんかん(再発性発作) 
  • 進行がんその他深刻な障害を引き起こす疾患 
  • 感染症(結核、はしか、最近の呼吸器感染症、下痢や嘔吐を伴う腸管感染症)   
  • 副鼻腔炎または耳感染 
  • 医薬品で制御できない急性の激痛 
  • 重度貧血症(Hb値が75g/l未満)   
  • 感染のリスクを伴う小水疱期の水ぼうそう。乾燥性疥癬の様相を呈した場合、ご旅行は可能です。 

スペシャルアシスタンスのリクエスト方法

スペシャルアシスタンスフォームの提出

スペシャルアシスタンスフォームは、お客様の既往症について、事前情報としてお知らせいただくものです。上記のいずれかに該当する場合は、出発の48時間前までにこの書式を提出していただく必要があります。事前にご連絡いただくことで、すべての適切な予防措置を講じるための時間を確保できます。

この書式を提出していただいた後に、お客様専用の症例番号(例:1-234567890)が送付されます。 この番号を使ってログインしていただくと、フィンエアーからの要請に応じ、PDFファイルで医療情報フォーム(MEDIF)を添付できます。 すでに提出済みの症例がある場合は、お持ちの番号を使用してこちらからサインインしてください。 

特別なサポートのリクエストフォームの記入

医療情報フォーム(MEDIF)の提出

スペシャルアシスタンスフォームを確認した後、お客様の空の旅を安全に保つため、医療情報フォームを通じて医療診断が求められる場合があります。そのため、この書式両面にわたり慎重にご記入をお願いいたします。以下の手順に従ってください。 

  1. 医療情報フォーム パート1は、ご本人様または代理人の方がご記入ください。 
  2. 医療情報フォーム パート2は、担当医に記入してもらってください。 
  3. 署名入りの書式をスキャンし、お持ちの症例番号でこちらからサインインして、症例にこのフォームを添付します。この書式は、ご出発の48時間前までにお送りください。 

お客様は、この書式を提出することにより、フィンエアーがサービス提供依頼の処理を実行するために、お客様の医療情報を取り扱うことに同意されたものとします。この同意は、必要に応じてフィンエアーの提携会社にも適用されます。フィンエアーのプライバシーポリシーは、こちらからご確認いただけます。 

医療情報フォーム(MEDIF)の有効期間

特に慢性または進行性の症状をお持ちのお客様は、医療情報フォームが最新の内容となっていることをご確認ください。

  • 心臓や肺などに関わる慢性疾患については、発行後12カ月を経過したフォームはご利用いただけません。
  • 重篤な進行性疾患(癌やALS等の進行性神経疾患など)については、発行後6~12カ月を経過したフォームはご利用いただけません。
医療情報フォームの記入(新しいタブで開く)

医療機器をお持ちになるお客様のご搭乗

航空券に含まれている機内持ち込みバッグ許容量に加え、携帯用酸素濃縮器(POC)、無呼吸症用呼吸補助装置(CPAP))、ステッキや松葉杖など、お客様に必要な介護機器や移動補助器具は機内にお持ち込みいただけます。ただし、この許容は補助器具のみを対象としており、追加手荷物には適用されないことにご留意ください。

ご搭乗中に医療機器の使用が必要なお客様は、前もってスペシャルアシスタンスフォームにご記入の上、ご出発の48時間前までにお知らせください。それ以外の場合は、事前のご連絡は不要です。 

医療用インバーター

CPAP装置の多くは、機内で正常に機能させるために医療用インバーターが必要になります。すべての航空機がインバーター設備を備えているわけではありませんが、その利用状況は、ご出発の約72時間前までに確認することが可能です。長距離便用インバーターは、追加料金なしでリクエストできます。 

電源

機内での電源確保は保証できません。プラグインタイプの呼吸装置は使用できない場合がありますのでご注意ください。バッテリー駆動式の場合には、予定飛行時間(乗り継ぎ便をご利用の場合は乗り継ぎ時間を含む)の150%以上をカバーできる充分な予備バッテリーを携帯してください。 

客室乗務員は、ご搭乗のすべてのお客様の安全に対して責任があるため、特定のお客様の特別なお手伝いに従事できない場合があります。また、客室乗務員が注射を打つことや薬剤を投与することは許可されていません。

見た目では判別できない障がい

フィンエアーでは、自閉症や不安障がい、視力障がい、聴覚障がい、慢性的疼痛、認知症など、目に見えない障がいをお持ちのお客様のご旅行は、困難を伴う場合があることを理解しています。私たちは、お客様のご旅行が可能な限り利用しやすくスムーズなものになるよう努めています。多くの空港で提供されている身体障がい者向けの支援は、目に見えない障がいをお持ちのお客様にもご利用いただけます。

ひまわり支援ストラップ

ひまわり支援ストラップとは、目に見えない障がいのあるお客様が、特別な支援を必要としていることをそっと伝える方法として考案されたものです。

このストラップは鮮やかなグリーンで、容易に識別できるひまわりをデザインに取り入れています。着用はすべて任意であり、着用することでスタッフに次の内容を示唆します。 

  • 情報を処理する際、チェックイン、搭乗、降機のため身支度をする際に時間がかかります。 
  • 表情や身振り、手振りを理解することが難しい場合があるため、口頭による明確な指示が必要です。
  • 出発案内表示やサインを読み取る際にサポートが必要です。
  • 搭乗前、搭乗中および搭乗後に何が起きるのか、より詳しい情報を得られると役立ちます。

ヘルシンキ空港からご出発で、目に見えない障がいをお持ちのお客様は、フィンエアーのチェックインデスクで、ユニバーサルアイコン入りのひまわり支援ストラップをお受け取りいただけます。 

目に見えない障がいをお持ちの方も、移動に困難を伴う方向けに設計されたサービスを、視覚障がいを持つ方と同様に利用する権利があります。この権利には、バリアフリー専用チェックインデスクの使用や、ファーストクラスのお客様に一緒に搭乗できるオプションが含まれます。

空港内のご移動や機内へのご搭乗の際に介助サービスが必要なお客様は、ご搭乗便出発時刻の48時間前までにその旨をご連絡いただければ、フィンエアーでお客様向けの介助サービスを確認いたします。このサービスのご予約は、ご搭乗券の購入後、アシスタンスリクエストフォームを通じて行うことが可能です。ご不明な点がございましたら、カスタマーケアまでお問い合わせください。

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