米国、英国、カナダ、オーストラリアで必要になる旅行書類 | フィンエアー
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米国

必要な旅行書類

米国市民は、有効な米国パスポート、または他の米国への入国を許可する有効な渡航書類を持っていなければなりません。

米国への旅行または米国を経由する旅行をする場合、有効なパスポートを持つことに加えて、以下のいずれかに該当している必要があります。

  • 有効なビザを持つ
  • ビザ免除プログラム(VWP)参加国からの渡航で、米国電子認証システム(ESTA)の認証を取得
  • 永住カード(グリーンカード)を持つ、または
  • 他の米国入国が認められる有効な許可証を持つ

米国を経由するためには、上記のように米国への入国が認められる旅行書類が必要になりますので、ご注意ください。

ビザ免除プログラム(VWP)

ビザ免除プログラムに従い、VWP対象国の市民で下記の要件を満たす場合は、ビザなしで米国に入国したり経由したりできます。

  • 滞在が90日以内である。
  • 確定済み復路便の航空券または国際線乗り継ぎ便の航空券を持っている。
  • 滞在に必要な全費用を賄える十分な資金を持っている。
  • フィンエアーなどのVWPに参加している航空会社で米国に到着している。
  • マイクロチップを内蔵したバイオメトリック認証対応の有効パスポートを所持している。


下記に示す国の市民は、ビザ免除プログラムが規定する旅行適格者です。

アンドラ、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルネイ、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モナコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、サンマリノ、シンガポール、スロバキア、スロベニア、スペイン、韓国、スウェーデン、スイス、中華民国台北、英国

ビザ免除プログラムの詳細を読む


米国国務省は2021年1月12日をもって、キューバをテロ支援国家(SST)に指定しています。このため、2021年1月12日以降にキューバを訪れたことのある旅行者は、ESTAを使用したビザ免除プログラム(VWP)で米国に渡航することはできません。これは、VWP適用国およびキューバの両方の国籍を有する旅行者にも適用されます。 

その旅行者がキューバに滞在したことがあるか、または二重国籍を有すると後で判断された場合も、以前に承認されたESTAは取り消されます。 

ビザ免除プログラムおよびESTAが適用されないお客様については、米国入国時にビザが必要となります。ビザは、米国大使館または領事館で申請できます。 

詳細はこちら

ESTA(電子渡航認証システム)

ESTAは、米国に渡航する旅行者の適格性を判断する自動認証システムです。ビザ免除プログラムで米国に渡航する旅行者には、ESTA渡航認証の取得が義務付けられています。お子様も、年齢に関わらず、個人のESTA認証を取得する必要があります。なお、カナダ市民は、ESTA義務の適用外となっています。

  • ESTA渡航認証の取得については、米国税関国境警備局より、各認証につき21米ドルの料金が請されます。料金は、クレジットカードまたはデビットカードを使い、オンラインで支払えます。
  • 遅くとも出発時刻の72時間前までに、ESTA認証申請書に必要事項を記入して提出してください。出発の72時間前を超えて提出された場合は、ご搭乗時間までに手続きを完了できない可能性がありますので、ご注意ください。
  • ESTA渡航認証は2年間有効ですが、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、その期限日まで有効となります(いずれか短い方が期限)。
  • 申請が拒否されても米国への渡航を希望する場合は、米国大使館または米国領事館で一時渡航者用のビザを申請する必要があります。
ESTAを申請する(新しいタブで開く)

セキュアフライト旅客情報および事前旅客情報(API)について

ご予約時に、以下のセキュアフライト情報をお伝えください。 

  • 氏名(パスポートに登録されているお名前)
  • 性別
  • 生年月日

また、各航空会社は、米国発着または米国経由のフライトを利用するすべてのお客様の事前旅客情報(パスポートの詳細情報、米国内で最初に滞在する宿泊先の住所)を米国税関国境警備局(CBP)に提出する必要があります。8時間以内に出発する国際線乗り継ぎ便または国際クルーズ船をご利用のお客様は、住所に関するデータを提出する必要はありません。

CBPの住所要件は、米国籍市民および合法的な永住者には適用されませんが、米国疾病管理予防センター(CDC)が求める住所に関するデータの提出要件はすべての乗客に適用されるため、各航空会社は、米国籍市民および合法的な永住者についても、住所に関するデータを収集する義務があります。

これらの情報はすべて、予約の管理ページを通じてご予約に追加できます。

[予約の管理]

個人情報に関する通知:米国運輸保安局(TSA)は、49 U.S.C.セクション114、2004年の情報改革及びテロ予防法、ならびに49 C.F.Rパート1540および1560に基づき、監視リストと照合するためにお客様にフルネーム、生年月日、および性別の提示を求めています。

Redress Numberがある場合は、併せて提示してください。フルネーム、生年月日、および性別を提示しない場合は、渡航または搭乗ゲートへの立ち入りを禁止する場合があります。TSAは、記録通知システムの公表に基づいて、搭乗者から提示された情報を法執行機関または情報機関に提供する場合があります。

TSAプライバシーポリシー、または記録通知システムおよびプライバシー影響評価に関する詳細は、TSAのWebサイトを確認してださい。


法的要件に関する事前情報

アメリカ税関国境警備局(CBP)は、事前旅客情報(API)に加えて、米国を発着および経由するフィンエアーのフライトの予約について、特定の情報を取得する法的権利を有します。お客様には、ご予約時にこれをお伝えしています。


US-VISITプログラム

US-VISITプログラムは、米国市民と米国に渡航する旅行者の安全性の向上を目的としています。米国への入国時に各渡航者の個人情報を収集し、出国時に再度照合します。

米国への入国時、入国審査官は渡航者の指紋の採取と顔写真の撮影により、特異データを取得します。

渡航者から入手したすべてのデータは安全に保管されます。このデータの使用は、米国を防衛する活動上必要となった時の当局関係者および一部の法執行機関の使用に限定されます。

US-VISITプログラムの詳細情報

英国

英国の電子渡航認証(ETA)

  • 2023年11月に開始された英国電子渡航認証(ETA)要件は、現在バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦国籍の方に適用されます。ヨルダンは、2024年9月10日をもって、該当するETA対象国籍リストから除外され、英国に渡航するヨルダン国籍の方には特別な条件が適用されます。ヨルダン国籍の方のための指示を参照してください
  • 2025年1月8日以降、対象となる非ヨーロッパ国籍の方(オーストラリア、カナダ、香港特別行政区、日本、マレーシア、シンガポール、韓国、米国、その他多くの国の国籍者)は、英国への渡航または英国経由のご旅行にETAが必要となります。ETAの必要性に関して、一部の例外が適用されます。これは、英国政府の公式ウェブサイトでご確認いただけます。
  • 2025年4月2日以降、対象となるヨーロッパ国籍の方(フィンランドを含むすべてのシェンゲン協定加盟国およびEU諸国の国民)は、英国への渡航または英国経由のご旅行にETAが必要となります。ETAの必要性にはいくつかの例外が適用され、英国政府の公式ウェブサイトでご確認いただけます。
  • 英国のETAを必要とする国籍のお客様は、乗り継ぎで英国を通過する際、空港内エアサイドの乗り継ぎエリアに留まる場合でも、ETA要件が適用される点にご留意ください。
  • 英国のETAに関する詳細およびETAの申請をするためのリンクについては、GOV.UKのWebサイトをご覧ください。

カナダ

必要な旅行書類

ビザ免除対象国からカナダに入国またはカナダを経由するすべての旅行者は、電子渡航認証(eTA)の申請が必要です(ビザ、または在住許可証の所持者と米国市民を除く)。

  • eTAはオンラインで申請が可能です。認証費用は7カナダドル(約5ユーロ)です
  • 申請は出発の72時間前までに行うことをお勧めします


お子様の親権をもつ親や保護者の方は、後見権などの法的書類の写しを携帯するよう、カナダ国境サービス庁の係官から勧告が出ています。

親権を共有する片親の方のみが同伴する場合、または、同伴される未成年のお子様の親でも法的保護者でもない場合は、お子様連れの旅行とカナダへの入国を認める同意書を携帯することをお勧めします。

同意書

法的要件に関する事前情報

カナダ国境サービス庁はカナダを発着および経由するフィンエアー便の予約を保持する搭乗客に関して、特定の情報を取得する法的権利を有しています。お客様には、ご予約時にその旨をお伝えしています。

オーストラリア

必要な旅行書類

  • オーストラリアおよびニュージーランド国籍の方を除き、すべての国籍のお客様は、オーストラリア入国に際し電子ビザ、在住許可証、電子渡航認証が必ず必要です。
  • 一部の国籍に限り、オーストラリア経由で第三国に乗り継ぎをする場合、乗り継ぎする国際便の出発が到着から8時間以内で、その人が国際線乗り継ぎエリアに留まる場合に限り電子ビザ/電子渡航認証なしで乗り継ぎが可能です。
  • 電子ビザまたはeTAは、旅行前に必ず十分な時間の余裕を持って取得してください。航空会社はオーストラリアへの渡航手続きを行う前に、搭乗客の電子ビザまたはeTAのステータスを出発管理システムで確認します。
  • オーストラリアのVisa Finderは、オーストラリアへ旅行する際に、旅行者が取得する必要のある電子許可または電子ビザの種類を確認できるウェブサイトです。こちらのウェブサイトから必要な許可/ビアの申請もできます。
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