食べ物アレルギー
食物アレルギーをお持ちのお客様は、ご搭乗便で特別食をご注文いただけます。フィンエアーでは、海産物、乳製品、卵、グルテンなどアレルギー誘発物質の可能性がある食材を取り除いた各種特別食をご用意しております。
複数または重度のアレルギー体質をお持ちのお客様には、適切なお食事をご提供できない場合がございます。機内持込手荷物の安全規定に従っている限り、機内に食べ物をお持ち込みいただけます。お持ち込みいただいた食品を温めたり、冷蔵したりすることはできません。そのため、保存の利く食品のご利用をお勧めしています。
ご搭乗後に、客室乗務員から、フライトで提供する機内食のアレルギー誘発物質に関する情報をお知らせいたします。機内食のパッケージにもこの情報が記載されている場合があります。ただし、パッケージラベルに記載されたアレルギー誘発物質は、EUの法令に明記されているすべての内容が網羅されていない場合があります。フィンエアーは、世界各地から食材を調達しています。すべての国が同じ食材をアレルギー誘発物質として申告しているわけではありません。
お客様の個人的な食べ物アレルギーについては、カスタマーケアのスタッフと客室乗務員との間で情報共有ができません。予めご了承ください。そのため、お客様の食べ物アレルギーについてはご搭乗の際に、客室乗務員にお知らせください。
アレルギー誘発物質についての詳細は、客室乗務員がご説明いたします。機内でご提供する食品には、記載内容以外に微量のアレルギー誘発物質が含まれている可能性がある点にご注意ください。アレルギー誘発物質に関する情報は、EU加盟国発の航空便でのみご利用いただけます。予めご了承ください。
ご希望の場合は、トレイやシートポケット、肘掛け清掃用のティッシュ等をお持ちいただき、前のフライトで残ってしまったナッツなどのアレルギー誘発物質を除去していただくことも可能です。
ナッツアレルギー
ビジネスクラスでは、お食事オプションの中から「特別食(SPML)」をお選びいただけます。この機内食には、アレルギー誘発物質であるグルテン、ナッツ、ピーナッツ、卵、牛乳、魚、甲殻類は含まれておりません。ピーナッツやナッツに対するアレルギーをお持ちのお客様に適した機内食となっています。
エコノミークラスおよびプレミアムエコノミーには、ナッツ類を含まない特別食はご用意しておりません。そのため、機内持込手荷物の安全規定に従っている限り、お客様ご自分で機内にお食事をお持ち込みいただけます。
申し訳ございませんが、フィンエアーでは、アレルギー誘発物質が皆無の機内環境を保証することはできません。機内食や軽食の中には、ナッツやピーナッツ、その痕跡が含まれる場合や、ナッツやピーナッツを取り扱う施設で調理された食品もございます。さらに、他のお客様がナッツを機内に持ち込む場合もあります。
お客様からご要望があれば、機内のお客様全員に告知するのではなく、お近くにお座りの方に対して、ご搭乗中は機内でナッツやピーナッツを摂取しないよう、客室乗務員からお願いすることは可能です。しかしながら、他のお客様がご搭乗中にナッツやピーナッツを摂取したり、ナッツやピーナッツを機内に持ち込んだりすることを阻止することはできません。
EpiPen、Anapen、Twinject、Jextのようなエピネフリン/アドレナリン自己注射薬を処方されているお客様は、必ず機内持込手荷物に入れ、ご自身でお持ちください。
重度のアレルギー反応
機内での重度アレルギー反応(アナフィラキシー)の発生はまれですが、重度アレルギーをお持ちのお客様は、航空券のご購入前に、発生リスクおよび制御方法について、医師にご相談いただくことをお勧めしています。
EpiPen、Anapen、Twinject、Jextのようなエピネフリン/アドレナリン自己注射薬を処方されているお客様は、必ず機内持込手荷物に入れ、ご自身でお持ちください。医薬品は梱包して別のバッグに入れ、できれば、処方箋と医師の書簡とともに、元のパッケージに入れておくことをお勧めしています。
医薬品は、シートポケットやご自分のポケットなど、ご搭乗中いつでも簡単に手が届く場所に置いてください。また、客室乗務員および隣席にお座りのお客様に、ご自身のアレルギーについて、医薬品の置き場所について、また緊急時の対応について予めお伝えください。
客室乗務員は、応急処置とアナフィラキシー症状に関する基本的訓練を受けておりますが、医療ボランティアに医薬品の投与をお願いする義務を負っており、医療ボランティアがご搭乗のお客様の中に必ずいるとは限りません。一緒に旅行する同伴者がいらっしゃる場合には、同伴者による対応が優先されます。機内備え付けの救急医療キットには、EpiPenまたは類似の自己注射器は含まれておりません。