フィンランドの自然の驚異をすでに体験されましたか？
空を彩るオーロラからヘルシンキの数百の群島まで、フィンランドには自然の素晴らしさが感じられる場所が多くあります。自然界のユニークな魅力を体験したい方には、発見、体験したい魅力が満載です。
フィンランドのラップランドの白夜
夏の明るい夜、またはフィンランド人の言う「夜のない夜」は、ラップランドの魅力を最高の状態で見せてくれます。白夜は、夜でも地平線の下に太陽が沈まない自然現象です。南極圏の南部と北極圏の北部でしか見られない不思議な現象です。フィンランドのラップランドへようこそ！
フィンエアーが1年を通して、毎日運航するキッティラなどで、美しい夜を満喫できます。キッティラでは、5月末から7月中旬まで、2か月近くにわたり、暗くならない夜が続き、それ以降は、再び、夜が日ごとに長くなります。
黄金色に輝くやわらかな光が、魔法のような真夜中の太陽の中で夜更かしして、自然を楽しむように誘いかけます。レヴィツーリストセンターでは、フェルにハイキングに出かけたり、山道でマウンテンバイクをしたり、トナカイに囲まれてゴルフをしたり、夜中まで楽しめます。
イナリ湖にかかる雄大なオーロラ
夏の光が消えるにつれて、フィンランドでは北極圏で最高級のオーロラが見られるようになります。フィンランド南部でもオーロラを体験できますが、オーロラ鑑賞にもっともよい場所はラップランドです。晴れ渡った寒い夜には、イナリ湖岸で特に壮観な光景が広がります。北極圏の北に広がるこの広大な湖は、ラップランドの一部で、伝統的な生活様式を維持しているサーミ族が居住しています。
地元の人々によれば、オーロラが見頃を迎えるのは、9月と3月。強い太陽風が、暗い夜空を彩る美しい色を生み出します。ラップランド地方では光害が少ないため、天気が良ければ、フィンランドで最も有名な景色を目の前で見ることができるかもしれません。
ウルホ・ケッコネン国立公園の紅葉
フィンランドの四季はそれぞれまったく異なり、それぞれで独特の自然を体験できます。黄金色の夏の夜が終わると、秋の風が吹き始め、夜間の気温が初めて零下まで下がると、木々の葉が美しい黄色と赤の色合いに変わります。
紅葉はフィンランド語「ruska」と言い、数週間続きます。寒さが増すにつれ、自然の赤と黄色の色が深まり、葉が完全に落ちて冬が到来します。
フィンランドの人々は、秋に、壮大なラップランドを旅行するのが大好きです。自然を愛でるだけでなく、新鮮な空気を吸い、ラップランドの平和と静けさを満喫します。
フィンエアーが通年運航するイヴァロでは、このすばらしい色彩豊かな季節を体験できます。イナリ-サーリセルカやKiilopääのツーリストセンターから、ウルホ・ケッコネン国立公園などの観光に出かけることができます。短時間の日帰り旅行や、数日間のハイキング、マウンテンバイクでの爽快なサイクリング、楽しいベリー摘みやマッシュルーム摘みの旅など、さまざまな選択肢があります。ラップランドの川沿いをパドリングしながら、紅葉を鑑賞するのもお勧めです。
リーシトゥントゥリ国立公園の凍った雪に覆われた木
フィンランド北部のほとんどを覆う針葉樹林は、地球上で最も豊かな生息地のひとつです。寒く暗い季節には、その木々が壮大な氷の彫刻に変身し、魔法のような冬のワンダーランドになります。
ラップランドの奥深くにあるリーシトゥントゥリ国立公園では、樹氷が幻想的な光景を作り出します。フィンランドのこの地域は驚くほど湿度が高く、気温が下がり始めると、空気中の湿った高密度の水滴が木々に凍りつきます。真冬の気温は、摂氏-40度まで下がります。その結果、不思議ですばらしい氷の彫刻の森が広がり、同じものはひとつもありません。樹氷は国立公園にあるスノートレイルで観賞するのが一番です。歩きやすいように、良いスノーシューをお忘れなく。
ヴァッリサーリの豊かで多様な野生生物
ヘルシンキのマーケットスクエアから船でわずか20分の場所にあるヴァッリサーリ島は、フィンランドの首都を取り囲む群島を構成する330の島々の中で最も豊かな生物多様性を誇ります。20世紀の大半を軍事利用されていたこの島では、人間が常駐する人口が非常に少なかったため、この島の自然の生息環境は恩恵を受けていました。野生生物や植物が豊富に生息しています。豊かな土壌に恵まれたこの要塞跡は、珍しいコケの育成を助け、古い建物はかっこうのコウモリの棲み処となっています。
ヴァッリサーリの野生の牧草地と池には、餌が豊富に得られることで、翼のある生き物がたくさんいます。また、たくさんの種類の鳥がいます。この島には、1,000種のチョウやガが生息しています。また、運が良ければ、ワシミミズクも観察できます。島を探検する際は、1937年の軍隊による事故後、なおも爆発物が地上に残っていることを覚えておくことが大切です。そのため、観光客は標識のある道から離れてはならず、キャンプしたり、火を付けることはできません。
フィンエアーの片道運賃なら、旅行の予約が簡単で柔軟にでき、こういった自然現象をご自分で1つまたはすべて体験できます。Finnair.comまたはフィンエアーのモバイルアプリでヨーロッパ全体の最安価格をご覧ください。