身体疾患やバリアフリーニーズのあるお客様のご搭乗 | フィンエアー

身体疾患やバリアフリーニーズのあるお客様のご搭乗

可能な限り快適なフライトをお楽しみいただくため、視覚または聴覚障がい、移動の制限その他の身体的もしくは精神的な疾患、病気、あるいは空港内やご搭乗中に特段の注意が必要な特性をお持ちのお客様は、その旨を事前にお知らせください。特定の身体疾患や障がい、身体機能の制限によっては、ご搭乗が制限される場合がございます。予めご了承ください。

身体疾患、障がい、機能不全をお持ちのお客様は、以下の情報を注意してご覧ください。安全で快適な空の旅を楽しむ上で、この情報が役立ちます。

客室乗務員は、ご搭乗のすべてのお客様の安全に対して責任を負うため、特定のお客様に対してスペシャルアシスタンスを提供することはできません。また、客室乗務員が注射を打つことや薬剤を投与することは許可されていません。スペシャルアシスタンスおよびお客様ご自身が必要なアシスタントについて詳しくはこちら

ご搭乗が制限される可能性のある身体疾患、障がい、機能不全

以下に挙げた疾患、障がい、機能不全をお持ちのお客様は、必ずご搭乗便出発時刻の48時間前までにフィンエアーにご連絡ください。そうしていただくことで、ご旅行中に必要な予防措置が講じられ、お客様の安全で快適なご搭乗につながります。

  • 最近心筋梗塞を発症した
  • 最近脳循環障害を発症した
  • 最近怪我をした
  • 最近手術を受けた
  • 症候性冠動脈などの心臓疾患
  • 慢性肺疾患
  • 気胸
  • 以前ご搭乗の際、または地上で酸素吸入が必要となった場合
  • 精神病およびその他重度の精神障害
  • アルツハイマー病などの認知症、自閉症その他の症状で、航空機での単独旅行に影響を及ぼす可能性がある疾患
  • 意識障害
  • 制御不良のてんかん(再発性発作)
  • 進行がんその他深刻な障害を引き起こす疾患
  • 感染症(結核、はしか、最近の呼吸器感染症、下痢や嘔吐を伴う腸管感染症)
  • 副鼻腔炎または耳感染
  • 医薬品で制御できない急性の激痛
  • 重度貧血症(Hb値が75g/l未満)
  • 感染のリスクを伴う小水疱期の水ぼうそう。乾燥性疥癬の様相を呈した場合、ご旅行は可能です。
  • 介助やサポートがないと着席できない。使用が認められている座席補助具について詳しくはこちら

風邪をひいた状態でのご搭乗 

風邪は感染症であり、重篤な症状をお持ちのお客様はご搭乗いただけません。風邪をひいた状態でご搭乗いただくと、中耳や副鼻腔に気圧損傷を引き起こすリスクが生じ、最も重篤な場合は内耳損傷につながる恐れもございます。したがって、呼吸器感染症の症状を呈する際のご搭乗はお勧めできません。

お問い合わせ方法

「スペシャルアシスタンスフォーム」に記入し連絡

スペシャルアシスタンスフォームを使用すると、既往の身体疾患や障がい、機能不全について、事前に通知できます。上記のいずれかに該当するお客様は、ご搭乗便出発時刻の48時間前までにこのフォームを提出していただく必要があります。事前にお知らせいただくことで、お客様の安全で快適なご搭乗に向け、準備を整えることができます。また、空港で介助サービスが必要なお客様も、このフォームを使用してお知らせください。

フォームをご提出いただくと、個人症例番号(1-234567890など)がお手元に届きます。症状によっては、MEDIFフォームの医療診断書が必要になる場合がございます。以下のMEDIFフォームに関する説明をお読みください。

特別なサポートのリクエストフォームの記入

必要な場合は、医療診断書を提出してください。

スペシャルアシスタンスフォームを確認した後、お客様の安全なご搭乗を確保するため、医療情報フォーム(MEDIF)を使って医療診断書の提出が求められる場合があります。フォームの両ページをよく読んだ上で、以下の手順に従ってご記入ください。

  • パート1は、ご自分または代理人がご記入ください。
  • パート2は、掛かり付けの医師に記入してもらってください。
  • 署名入りフォームをスキャンし、お持ちの症例番号でログインして、症例にこのフォームを添付します。このフォームは、必ずご出発の48時間前までにご提出ください。

お客様は、このフォームを提出することにより、フィンエアーがサービスの提供依頼を取り扱うことを目的として、お客様の医療情報を処理することに同意したものとします。この同意は、必要に応じてフィンエアーの提携会社にも適用されます。フィンエアーのプライバシーポリシーは、こちらからご確認いただけます。

MEDIFフォームの有効期間

特に慢性または進行性の疾患をお持ちのお客様は、医療情報フォーム(MEDIF)が最新の内容となっていることをご確認ください。

  • 心臓や肺などに関わる慢性疾患については、発行後12カ月を経過したフォームはご利用いただけません。
  • 重篤な進行性疾患(癌やALS等の進行性神経疾患など)については、発行後6~12カ月を経過したフォームはご利用いただけません。

ただし、個々の症例によっては、安全なご搭乗を確保するため、現在の健康状態の正しい評価を目的として、ヘモグロビン(Hb)値や酸素飽和度等の直近の情報が必要になる場合があります

医療情報フォーム(MEDIF)への記入(新しいタブで開く)

医薬品の機内への持ち込み

ご搭乗中に医薬品が必要なお客様は、機内持込手荷物に入れてお持ちください。医薬品は当初の包装された状態で、また、英語で記載された処方箋があれば、併せてお持ちいただくことをお勧めします。そうすることで、税関や保安検査場での検査が容易になります。

処方箋を伴った液体状の医薬品は、100mlを超える場合でも、通常機内持込手荷物として機内に携行することが可能です。液体の持ち込みに関する制限事項は、出発空港のWebサイトでご確認いただけます。ヘルシンキ空港におけるセキュリティチェックの手順について詳しくはこちら

申し訳ございませんが、機内の冷蔵庫に医薬品を保管することはできません。冷却保存が必要な医薬品は、ご搭乗前に、その代替手段について薬剤師にご相談願います。

見た目では判別できない障がい

フィンエアーは、聴覚障がいや視覚障がい、不安症、認知症、慢性痛など、見た目では判別できない障がいや機能不全をお持ちのお客様が、ご搭乗に苦労される恐れがあることを把握しています。神経多様性スペクトラムをお持ちのお客様についても、ご搭乗中に困難な事態に直面する場合があります。フィンエアーは、お客様にできるだけスムーズなご搭乗をご用意したいと考えております。障がいや機能不全をお持ちのお客様は、このページの冒頭で、ご出発前に医療診断書の提出が必要かどうかをご確認ください。 

見た目では判別できない障がいをお持ちのお客様は、ヘルシンキ空港内のフィンエアー専用チェックインデスクなどで、移動が難しいお客様向けのサービスをご利用いただけます。また、障がいや機能不全のため、最初の搭乗者とともに機内へのご案内を希望されるお客様は、出発ゲートのスタッフにその旨をお伝えください。 

空港内の移動や搭乗する際に、介助が必要なお客様は、ご搭乗便出発時刻の48時間前までにお知らせください。それにより、お客様への介助サービスを確認する時間が確保できます。介助サービスについて詳しくはこちら。

視覚や聴覚に障がいをお持ちのお客様は、客室乗務員が機内で最善のサービスをご用意できるよう、障がいについて乗務員にお伝えください。ご希望のコミュニケーション手段についてもお知らせください。必要に応じて客室乗務員が、ご搭乗中の安全に関するご説明について、別途ご案内いたします。 

聴覚または視覚障がいがあるが、介助サービスは必要ないというお客様も、ご搭乗前にスペシャルアシスタンスフォームを使って、その旨をご連絡いただけます。 

目が不自由なお客様は、事前にスペシャルアシスタンスフォームを通じてお知らせください。それにより、お客様に、ご搭乗中の安全に関するご説明を確実にご用意できます。

フィンエアーは、補助犬を喜んで受け入れます。補助犬に関するフィンエアーポリシーはこちら

フィンエアーでは、ひまわり支援ストラップ活動をサポートしています。ひまわり支援ストラップとは、見た目では判別できない障がいに向けた世界的なシンボルであり、さまざまな状況下でちょっと助けてほしいというメッセージを伝えるための控えめな方法です。ひまわり支援ストラップを着用することで、以下のご自分の状態をスタッフに伝えることができます。

  • 情報を処理する際、チェックイン、搭乗、降機のため身支度をする際に時間がかかります。
  • 表情や身振り、手振りを理解することが難しい場合があるため、口頭による明確な指示が必要です。
  • 出発案内表示やサインを読み取る際にサポートが必要です。
  • 搭乗前、搭乗中および搭乗後に何が起きるのか、より詳しい情報を得られると役立ちます。 

ヘルシンキ空港からご出発のお客様は、同空港のフィンエアー チェックインデスクで、ユニバーサルアイコン入りのひまわり支援ストラップを入手できます。

フィンエアー便では、フィンランドのトイレカード(Vessapassi)および同様の国内・海外公認トイレカードをご利用いただけます。トイレカードをお持ちのお客様については、トイレ前で列に加わることがないよう、必要に応じて客室乗務員がご案内いたします。トイレパスについては、スペシャルアシスタンスフォームで事前にお知らせください。安全上の理由から、シートベルトサインが点灯している際には、トイレはご利用いただけません。

アレルギーをお持ちのお客様

申し訳ございませんが、フィンエアーは、アレルギー誘発物質が皆無の機内環境を保証することはできません。EpiPen、Anapen、Twinject、Jextのようなエピネフリン/アドレナリン自己注射薬を処方されているお客様は、必ず機内持込手荷物に入れ、ご自身でお持ちください。

フィンエアー便では機内に、犬や猫、ウサギなどの小型ペットや補助犬を持ち込むことが可能です。重度の動物アレルギーをお持ちのお客様は、スペシャルアシスタンスフォームで事前にお知らせください。

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