フィンランドにあるムーミンの必見アトラクション
ムーミンのファンは、大好きなキャラクターの故郷を訪ねようと、あちこちの遠方からやってきます。今回は、ムーミンをテーマにしたお勧めの店舗やパーク、展示会などをご紹介します。
ムーミンとの出会いはフィンエアーの本拠地、ヘルシンキ空港から
シェンゲン協定非加盟国の国際線をご利用になるお客様は、40番ゲートを通り過ぎると、ムーミンコーヒーカフェで、物語に着想を得たスイーツが楽しめます。ムーミンママのスイートパンケーキやアイスクリームをご自分へのご褒美に、またお子様とご一緒にお楽しみください。このエリアは、エアサイド風景が広がる広大なスペースです。
ヘルシンキ空港のシェンゲン協定加盟国、シェンゲン協定非加盟国の両エリア(40番ゲートと21・22番ゲートエリア)付近にもムーミンショップが設けられています。いざという時のプレゼントに、ぬいぐるみやマグカップ、本などをお買い求めいただけます。
ムーミンショップは、ヘルシンキに到着してからも、いくつかお選びいただけます。ヘルシンキの目抜き通りであるMannerheimintieにあるムーミンショップ Lasipalatsiは、ムーミンの最初の本:小さなトロールと大きな洪水の色合いを生かしたデザインになっています。
ムーミン関連商品の世界最大の品揃えを誇るフィンランドの旗艦店、ムーミンショップエスプラナディは、2023年11月にオープンしました。店内は、トーブ・ヤンソンのクラシックなMoominsummer Madness(ムーミン谷の夏まつり)からインスピレーションを得ており、店内に足を踏み入れた瞬間から冒険に出かけることができます。
テーマパークとプレーグラウンド
夏の間に究極のムーミン体験を楽しみたい方は、フィンランドの南西海岸、ナーンタリにあるムーミンワールドへ向かいましょう。入り口で魔法のブレスレットを手に入れたら、さあアトラクションへの探検の始まりです!フィリフヨンカ夫人の家は2024年に追加された最新作です。
このパークは、ヘルシンキから約180km、トゥルク市内からはわずか16kmの距離にあります。トゥルクへの旅を予約することも、首都ヘルシンキを散策してから、電車またはバスでトゥルクに向かうことも容易です。そこからムーミンワールドまでは、ボートも利用できます。
東フィンランドも訪れてみたいという方は、Leppävirtaにあるムーミンアイスケーブに向かいましょう。フィンランドと海外の氷の彫刻家たちが、地下のスキートンネルでムーミンのキャラクターたちを彫り出すのは、2024年夏で6回目となります。
お子様連れの方はきっと、ヘルシンキから東に向かい、沿岸都市Kotkaに行きたくなるはず。ここには、ムーミンをテーマにしたプレーグラウンドと、高さ7mのムーミンハウスがあるからです。お子様は、1階のムーミンママのキッチンを通り抜け、各種テーマを掲げた各階を伝って、最上階のムーミントロールルームにたどり着きます。パークへは滑り台を使って戻ってきます。
ムーミンミュージアムと展示作品
タンペレ市にある世界唯一のムーミンミュージアムは、ムーミンファンはもちろん、アートファンにとっても必見のスポットです。このミュージアムには、ムーミンの世界をさらに深く理解できる原画その他のコレクションが収蔵されています。
タンペレはヘルシンキから約180kmの距離にあり、電車やバスで手軽に行くことができます。
この本の作者について
ムーミンの生みの親、トーヴェ・ヤンソンについて詳しく知りたいというファン向けに、お勧めのアクティビティもいくつかあります。
ヘルシンキには、ヤンソンが幼少期を過ごした家やアートスクール、憩いの場など、その人生と作品に重要な役割を果たした場所があり、このマップでは、10カ所以上のそうした史跡をご紹介しています。
ムーミンスタイルのアドベンチャーをご希望の方には、アイランドリドルもお勧めです。ムーミンの本を題材にしたテーマ別のウォーキングツアーは、ヤンソンが30年以上にわたって夏を過ごしたペッリンゲ諸島で開催されます。
Klovharun島にある彼女の自宅は、毎年1週間のみ一般公開されます。このユニークな体験ができるフィンランドへの旅について、さらに詳しく知りたい方は、こちらをクリックしてください。
フィンエアーは、1990年代からムーミン一家との絆を結んできました。フィンエアーが2023年に創立100周年を迎えた際には、2機のエアバスA350にムーミントロールとスノークのお嬢さんのハグシーンが描かれました。これらの機種のうち1機は、2024年もまだ見つかるはずです。