到着地 ケミ
ケミ:ラップランド沿岸にある魅惑の宝庫
ケミは、フィンランドのラップランド、ボスニア湾沿いに位置する街で、自然美の宝庫です。冬のケミは、雪景色の広がるおとぎの国へと姿を変え、旅人に魅惑的なオーロラを眺めるチャンスを与えてくれます。一方、夏のケミは、ビーチでリラックスしたり、美しい海岸風景を見ながら散歩を楽しんだりするのに最適です。秋になるとケミの自然は、黄色やオレンジ、赤に彩られた鮮やかなタペストリーへと変貌します。フィンランド人は、この自然現象をルスカと呼んでいます。
ケミへの直行便
フィンエアーはヘルシンキ発ケミ行き直行便を週数日にわたり運航しています。フライト時間は約1時間40分です。ケミ・トルニオ空港は、ケミから約6.5kmの場所に位置し、タクシーで約10分、バスなら約30分で到着します。ケミ行きのフライトを予約して、ラップランドの大自然の魅力をぜひ体感してください!
ケミの観光スポットとアクティビティ
スノーキャッスル – ケミのスノーキャッスルは必見です。主なアトラクションは展示館のSnowExperience365で、年間を通じて雪に親しむことができます。雪のフロアを歩いたり、美しい氷の彫刻を眺めたり、氷の滑り台を下ったり、アイスバーでリラックスしたりとお楽しみは尽きません。展示館を探索したら、スノーキャッスルのレストランでおいしいお食事をご堪能ください。このレストランでは、海の絶景を眺めながら季節のメニューをお楽しみいただけます。宿泊をご希望の方は、美しい宿泊施設、シーサイドグラスヴィラが予約可能です。
内湾 – 風景を満喫しながら海に面した大通りをそぞろ歩きましょう。地元の人々は愛情を込め、ここを自らの「リビングルーム」と呼んでいます。内湾エリアでは年間を通じて、海水浴やSatamakonttoriの暖かいサウナを楽しむことができます。お腹がすいたら、Sataman Krouwiレストランに立ち寄りましょう。
砕氷船サンポ号クルーズ – 冬の季節は、すでに現役を退いた砕氷船のサンポ号で、凍て付いたボスニア湾クルーズを楽しめます。この砕氷船ツアーに加わり、そして度胸があれば、特殊なスーツを身にまとい、流氷と一緒に海に浮かぶ体験に参加することもできます。
ボスニア湾国立公園 - この国立公園は、ケミとトルニオ周辺にある群島と岩礁で構成され、かつては数世紀も漁師が住み着いていた地域でした。この公園では、静かで穏やかな自然探索が楽しめます。国立公園の島々はその多くが小さく、足を踏み入れることは難しいのですが、Selkä-Sarvi島とPensaskari島には、短い自然遊歩道が設けられ、鳥や植物の驚きの生態を目にすることができます。ここには、料金制のボートやクルーズ船で訪れることが可能です。
冬のアクティビティ - ケミでは、エキサイティングな冬のスポーツやアクティビティを幅広く楽しめます。市内にある公営スキーコースや、近くにあるKalliスキーリゾートでスキーを満喫できます。犬ぞりに乗ってみたり、トナカイ農場を訪れたり、スノーモービル、氷上釣り、スノーシューにトライしたりと北国ならでは体験が目白押しです。
ネイチャートレイル – ハイキングを楽しみたい方は、きっとケミのネイチャートレイルに感銘を受けるでしょう。新鮮な空気を吸いながら、美しい湿原や壮大な森林、美しい海岸線が織りなす絶景を楽しめます。
ビーチ – 夏には、ケミのビーチでゆっくりくつろげます。Mansikkanokkaビーチは浅瀬が広がる広い砂浜で、スイミングや日光浴に最適です。街の南部には、Paavonkariビーチがあります。湖で泳ぎたいという方には、ケミで唯一の内陸ビーチ、Takajärviがお勧めです。
ミュージアム - ケミには数多くのミュージアムがあります。ケミ美術館ではラップランドのモダンアート、コミックコレクション展ではおなじみの漫画のキャラクター、そしてケミ歴史博物館ではケミの歴史が、来館者を楽しませてくれます。
ケミ近郊の見どころ
ロヴァニエミ – サンタクロースのオフィシャルホームタウン、ロヴァニエミまでは、ケミから鉄道または車で約1時間30分。サンタクロース村を訪れ、愛するクリスマスキャラクターに出会ったり、科学センターとミュージアムのあるArktikumに行って、北国の歴史や自然、文化について学んだりできます。
トルニオの国境 – ケミに隣接する都市、トルニオでは、フィンランドとスウェーデンの国境を越え、別のタイムゾーンに入るチャンスが得られます。国境線は主に川に位置しているため、歩道橋を使って国境を越えられます。冒険好きな方なら、釣り用いかだに乗って、または冬の時期にスノーモービルやスキーで越境することも可能です。
Ranuaワイルドライフパーク – ホッキョクグマやトナカイなど、北方に棲息する動物を実際に目にしてみたいという方には、Ranuaワイルドライフパークがおすすめです。ケミからワイルドライフパークへは、車を使うのが最も便利で、所要時間は約1時間20分です。
ケミの旅の基本情報
通貨 – ユーロ(€)。
電気 – 電圧は230ボルト、プラグはCタイプ(丸形のピンが2本並んだプラグ)
決済手段 – カードはほとんどの場所で使えます。
チップ – レストランやホテルの請求額にはサービス料と付加価値税が含まれるため、チップは必須ではありませんが、お望みならいくらか置くこともできます。
時間帯 – UTC/GMT+2時間。
気候 – 亜北極気候、夏は温暖(平均気温は最低8°Cから最高19°C)で、冬は寒冷(平均気温は最低-15°Cから最高-3°C)な気候です。
ケミ・トルニオ空港(KEM)
ケミ空港は、ケミ市中心部から約6km、トルニオ市中心部から約18kmの地点に位置しています。
空港から街までは、タクシーを使えば約10分、バスなら約30分で手軽に移動できます。
ご利用の航空会社のターミナルとチェックイン時刻を必ずご確認ください。
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