石の要塞スカンセンクローナルを見上げると、ヨーテボリは豊かな歴史を持つ街であることを容易に実感できます。当初は軍事施設として建設されたこの建物は、今では素敵なカフェを併設しています。また、ハーガ地区では数百年前に建てられた木造家屋が現在も使われており、中世の街並みを楽しむことができます。美しい尖塔やクラシックな様式が印象的なオスカーフレドリック教会は、街のランドマークになっています。街の中心部では、スウェーデンエキシビション＆コングレスセンターの建物がよく目立ちます。また、ヨーテボリには数多くの博物館があります。ヨーテボリ美術館には、国内外の芸術作品の大規模なコレクションが収蔵されています。ボルボ博物館では、スウェーデンの高級車ブランドに関することが何でもわかります。屋外で楽しめるところといえば、アイスクリームを片手に日光浴ができるゲストハーバーや、地元の人たちに混ざって木陰でのんびりと過ごせるスロットスコーゲンという公園があります。市内の運河を巡る水辺の観光ツアーも、ヨーテボリを訪れたら1度は経験しておきたいアクティビティの1つです。よりアクティブに楽しみたい方には、スリル満点のアトラクションから回転木馬までが揃うリセベリ遊園地がお勧めです。その後は、年間を通して有名なイベントが開催されているスカンジナビアムアリーナで、楽しい時間をお過ごしください。​​​​​​​

周囲の島々 – 船に乗って、街の周囲の島々に足を延ばしましょう。数百もある島のうちのどこかの島に上陸し、島の探索や心地よい潮風をお楽しみください。

エルヴスボリ要塞 – もともとは海上からの攻撃を監視するために築かれた石造りの頑丈な城です。沖合の島に位置しており、日帰り旅行に最適です。

マーストランド – ボート愛好家にとって楽園のような島です。海とは切っても切れない関係にあるスウェーデン人と一緒に訪れて、水に関係するアクティビティを楽しみましょう。日中はウォーターアクティビティがさかんですが、夜は活気あるナイトライフを満喫できます。

大都会ほどの充実したラインアップは期待できませんが、スウェーデン国内の他の都市と同程度のショッピングを楽しむことができます。大通りで見かけるチェーンストアやスウェーデンのデザインブティックと並んで、一般的なデパートもあります。

ノルドスタン – 数百軒の店舗が入っている市内最大級のショッピングセンターです。ここに来れば超有名ブランドの店でのショッピングを楽しむことも、各種サービスを利用することもできます。

NK – スウェーデンの有名百貨店は街の中心部にあります。高級ファッションや一流ブランドのショッピングならこちらへどうぞ。

サルハールマーケットホール – グルメなお菓子や地元の食材だけでなく、地元の工芸品や衣料品もこのマーケットで手に入ります。

スウェーデン料理は独特な料理で、肉、魚介類、ペストリーなどさまざまな食材をテーマにした料理があります。エビに目がない方は魚市場に行ってみましょう。本格的なグルメの方には、ミシュランの星を獲得したレストランも数軒あります。

スウェーデン風ミートボール – 海外で知られているスウェーデンの食べ物としてはおそらく最も有名な料理です。香辛料が効いたボリュームのあるミートボールは、マッシュポテトとコケモモのジャムを添えて供されるのが一般的です。

ニシンの酢漬け – においが強烈なため好みが分かれるこの食べ物は、スウェーデン人の大好物です。付け合せにサラダとオニオンを添えて供されます。

コーヒー – スウェーデンの人々はコーヒーが大好き。毎日の生活にコーヒーは欠かせない存在です。ヨーテボリではコーヒー文化が流行しており、街のあちこちにあるコーヒーショップでバラエティ豊かなコーヒーを楽しむことができます。

カネルブッレ（シナモンロール） – 生地をロール状に巻いて焼いた、シナモン風味のペストリーです。

サーモン – サーモンのマリネやスモークサーモンなど、さまざまな食べ方があります。多くのスウェーデン料理でサーモンが使われています。現地で一度は味わってみてください。

スモーガストルタ – パンとクリーミーなフィリングを何層にも重ねたサンドイッチケーキです。エビを使ったものが定番です。

アクアビット – おいしい食事にあう強いお酒です。すっきりしていて飲みやすく、お口直しに最適です。消化を助ける効果もあります。

ヨーテボリには効率の良い交通システムがあり、利用方法も簡単です。料金は一般的に手頃です。長めに滞在する場合には、複数日にわたって利用できるチケットを購入すると便利です。

徒歩 – ヨーテボリには歩行者優先エリアが多く、街中を徒歩で簡単に移動できます。街の中心部から歩いて行かれる範囲に数多くの観光スポットが集まっています。

フェリー – 街とその周辺地域、島々を結ぶ交通手段です。フェリーで目的地へ向かい、その周辺の観光をすることができます。

トラム – 少し長めの距離を移動する場合には、トラムが便利です。街の中心部からそれほど遠くまでは延びていませんが、観光客がよく訪れる場所はほとんどカバーしています。

タクシー – タクシーの台数は豊富で、信頼できます。定評のある会社のタクシーのみを利用するように心がけ、夜間運行している違法タクシーにはご注意ください。